前回はオリーブを手摘みし、プレス工場に運ばれてくるまでをご紹介しましたので、今日は洗浄、プレスされオリーブオイルになるまでの工程です。
The last time, we showed hand picking of olives, so here is the next process to wash and press it.
一回目の洗浄で、葉っぱや枝、土などを洗います。収穫されたオリーブは、必ず12時間以内に、カラマノリ村内にある工場に運ばれてオリーブオイルに生まれ変わります。
オリーブは、木から離れた瞬間から酸化、発酵が始まる習性があるため、手摘みしたらなるべく早くプレスすることが必要になります。Karamanoli村の人たちもいったんオリーブの収穫が始まると、あとは大急ぎの大忙しです。
Once olives get punctured or damaged, the process of oxidization and fermentation starts immediately, so it is essential that the olives are pressed as quickly as possible after picking. Our “Karamanoli” olive oil, in principle, is pressed the same day of the picking.
きれいにオリーブの実だけになりました。今年のオリーブ。粒が大きくて立派です!
破砕、撹拌された後、遠心分離機にかけられます。
どの段階の洗浄も、水温は40℃以上には絶対上げません。
絞りたてのオリーブオイル。まさにオリーブ果汁です。
ここでも温度を厳密にチェック
オリーブオイルは油の中でも酸化しにくいことで知られていますが、Karamanoliは室温、水温、オイルの温度には細心の注意を払っています。
We take great care of temperature of washing water, room and olive oil. So in the cold winter, workers of Karamanoli are
果汁分から水分を取り除いた、できたてのオリーブオイル。
出来上がり。ここからやく一ヶ月間、沈殿させるために寝かせます。
カラマノリオリーブオイルは、オリーブオイルとしては大変めずらしいノンフィルターのため、この時点ではまだ濁っています。そのためこれから倉庫でゆっくり休ませ、春には船に乗って日本にやってくる予定です。早くこの子たちに会いたいな〜。
Karamanoli is non filter which is uncommon among olive oil in the world. So at this point, the oil is still cloudy. After let it stand and settle down for more than 1 month, it will be shipped to Japan in the Spring.
グリーン(有機、無農薬)を作ってくれているギリチョプロスご夫妻
ギリシャ人パートナーのアリ曰く、今年のオリーブの状態はとてもいいそうです。出来上がったオイルは若々しくて、口に入れたらぽんぽん飛び跳ねるくらいだとか・・・日本に来る時はどんなふうに育ってるのかな〜。楽しみだな〜。また船に乗る準備が整いましたらご報告しますね!!
Our Greek partner, Ari says that the olives and olive oil are good quality and condition in this year. The very new olive oil is taste young, it has a snapping sensation in his mouth, he says. We are really looking forward to seeing them in Japan!