真っ黒で大きくて肉厚で涙の型が特徴のギリシャカラマタのオリーブ。オリーブオイルとしてももちろんおいしいですが、オリーブそのものもたまらないおいしさです。
Kalamata olives from Greek are famous for big, black, thick and juicy.
オリーブはオリーブオイル同様、オレイン酸やビタミンAやE、ベータカロチン、ポリフェノールなどをたくさん含んだ果実です。
枝から離れた瞬間から酸化、発酵がはじまるので、摘まれたらすぐに洗浄、塩漬けされます。
そのままだととっても渋いオリーブの実。この渋をぬくために塩漬けにするんです。2%の塩水から徐々に塩分を上げて、最終的には10%の塩水に漬けます(この間毎日水を取り替えながら塩分の濃度を上げていきます)
10日間くらいこれを繰り返したらだいたい出来上がり。空気や水に触れると劣化しますので、塩水またはオリーブオイルに漬けて保存しておきます。食べてみて渋ければ(苦ければ)もう少し塩水に漬け、逆に渋みはないけどしょっぱすぎる場合は2~3時間ワインビネガー又はお酢に漬けてみてください。(お酢に漬けすぎると今度はすっぱくなってしまうのでご注意くださいね。)
お庭や玄関先にオリーブの木をお持ちの方、かわいい実がなったら塩漬け、渋抜きをしてぜひ食べてみてくださ〜い!